診断機器

超音波診断装置

施設写真

エックス線は骨はきれいに描出しますが、筋肉や靭帯などの骨以外の組織はエックス線では写りません。超音波を用いることにより筋肉や靭帯などの軟部組織を描出することができます。肩の腱板損傷や軟部腫瘍の診断に威力を発揮します。

フラットパネルディテクター FPD(Flat Panel Detector)

体を通過したX線をこのFPDで受け取りデジタル信号に変換することによりX線画像を得る装置です。
データはすぐ無線でパソコンに送られX線画像が表示されます。数秒後には再び同じカセットで撮影できます。
撮影体位を変更して複数回撮影するとき、カセットの入れ替えが必要ないので、疼痛を伴う患者さんの負担を軽減できます。



デジタルエックス線画像読取装置

機器写真

エックス線を照射したカッセトをこの装置の中に挿入してデータを読取、画像に再構成してパソコンに保存します。画像データは診察室のサーバーに送られ診察室のモニターで見ることができます。以前はフィルムに直接エックス線を照射しそれを現像した写真を読影していましたが、現在は高精細モニターに描出されたデジタル画像を見て診断します。



CR画像高精細モニター

画像読取装置から診察室にあるサーバーに送られたCR画像を見るためのモニターです。現在フィルムで画像を見ることはほとんど無くなりました。


筋電計

電気で神経を刺激して筋収縮の電位を誘発することにより神経の伝わる速さを知るための器械です。
手根管症候群、肘部管症候群の診断に有用です。




骨塩定量装置

エックス線を用いて腰椎(腰の骨)と大腿骨(太ももの骨)の骨密度を測測定します。
器械の中に体を入れて測定します。
若年者成人の骨密度の平均値との比較した割合(%)を求めて、それが70%未満の時骨粗鬆症と診断します。